私たちは、基本的には、可能な場合は標準治療を受けていただくことがよいと考えております。 (標準治療と免疫細胞療法の併用は可能です)
一方で、抗がん剤を投与されたり手術を受ける患者様は、誰しも不安があり、ご年齢、体力、ご本人のお気持ちやご家族の思いは、個々に違うと思います。 本当にこれでよいのか、どこに相談したらよいのか、、と思われている方も少なくないでしょう。 このようなお気持ちに少しでも寄り添えればと思い、診療させていただいておりますので、 ご不安がおありの方はお気軽にご連絡くださいませ。
人間には生まれつき免疫と呼ばれる体を守る働きが備わっています。
体は、体の中に侵入した細菌やウイルス(抗原)を免疫力によって殺傷し、排除する能力を持っています。
”予防接種”はこの働きを応用しています。代表的なのはインフルエンザ予防接種です。
注射をすると体内でインフルエンザに対する免疫が形成され、ウイルスを敵とみなして体外に排除するようになるのです。私たちの健康は、免疫力が正常に機能しているおかげだといえます。
がん治療は、手術や抗がん剤、放射線治療などが一般的で、標準治療と呼ばれています。
私達は、こうした標準治療について、体力的に可能な方や、今は標準治療をすべきであろうと思われる方については、その治療を勧めることも少なくなく、決して標準治療を否定していません。
免疫療法は、患者様の本来ある免疫力を高めるという理論で加療しております。特に、樹状細胞ワクチンの病変への局所投与については、注目しているところです。
また、標準治療のサポートとして免疫細胞療法のみならず、標準治療をできるだけ元気に受けていただけるような漢方、サプリメント、ビタミン点滴のご提案もさせていただきます。
がんの免疫療法は、さまざまな病期(がんの進行度合)で行うことができます。しかし、その病状や病期により治療目的が異なります。たとえば、がんの再発予防や、抗がん剤治療、もしくは放射線治療時の免疫療法との併用による治療のサポート、あるいは緩和ケアと併用しつつQOL(生活の質)の向上を考えるなど、目的は様々なため、その目的に合った適切な時期に治療を行います。
免疫細胞療法は、私たちが持っている免疫の働きを応用して開発された治療のため、患者様の体への負担は極めて少ないです。
しかし、免疫細胞療法のみで完治を目指すと患者様に理解させてしまうと、医師としてミスリードしてしまうことを常に念頭におき診療しております。
免疫細胞療法のみにこだわらず、日本医科大学治験の丸山ワクチン、通常の保険治療や栄養療法等と組み合わせるなどして総合的にアプローチしていくのもよいと考えております。
徳島においても先進的な治療や検査(例:高濃度ビタミンC点滴、オンコトレース検査(末梢血の癌の幹細胞検査)、分子栄養学的検査等)が受けていただけるように日々努力し、できる限りわかりやすく、本音でお話しできる時間を提供させていただきます。
東医師の治療の相談外来は
完全予約制(自費:15,000円+消費税)です。
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免疫療法には、それぞれの意味と役割があります。
何か一つの免疫療法に偏るのではなく、患者さまの症状にあわせ、バランスのとれた治療を行うことが、意味のある治療だと考えます。
Tリンパ球には、がんの情報(目印)を覚えることによって、がん細胞を攻撃する兵隊的な性質があります。患者さまのTリンパ球は、もともと体内にある樹状細胞からがんの情報(目印)を受け攻撃しに行きますが、患者さまご自身のTリンパ球(兵隊)数のみでは兵力不足にて攻撃しきれないため、体外で人工的にTリンパ球(兵隊)を大量に増やし、体内に戻すことで兵力を補充するのが活性化Tリンパ球療法です。
NK細胞には、がんの情報(目印)や司令官からの指示が無くても、正常細胞以外の細胞だけを攻撃しに行く性質があります。 NK細胞療法は、NK細胞を体外で人工的に増やし、体内に戻すことによって、Tリンパ球が攻撃しきれなかったがん細胞を、強い攻撃力をもって攻撃する治療方法です。
樹状細胞には、がんの情報(目印)を覚え込ませることにより、がん細胞を攻撃する指令を出す、司令官の役割を果たす性質があります。樹状細胞ワクチン療法とは、がんの情報(目印)を覚えさせた樹状細胞を体内に戻すことによって、体内に多くの司令官を送り込む治療方法です。
免疫療法には、それぞれの意味と役割があります。 何か一つの免疫療法に偏るのではなく、患者さまの症状にあわせ、バランスのとれた治療を行うことが、意味のある治療だと考えます。
例1
活性化Tリンパ球療法で、もともと持っているTリンパ球(兵隊)の力を増幅させ、がん細胞を攻撃させた後、攻撃しきれなかったがん細胞をNK細胞で攻撃します。
例2
樹状細胞ワクチン(司令官)を体内へ投与し、体内のTリンパ球(兵隊)に がんの情報(目印)を覚えさせます。その後、活性化T リンパ球療法として、がんの情報(目印)を覚えたT リンパ球(兵隊)を体外で増殖し、体内に戻します。患者さまの病態に合わせ、投与法や回数について判断します。
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