化学物質過敏症の患者様へ。
ご訪問ありがとうございます。
当院では、香料、柔軟剤、防虫剤、たばこ、粉塵、新聞のインクなどに対する過敏症の患者様の加療をしております。
ですので、使うタオルや、点滴の際の消毒などについて、患者様のご負担にならぬようにご希望をお伺いしたり
クリニックで使うタオルのお洗濯(EM洗剤を使う)にも気を付けております。
また、他の患者様とは少し離れた空間で点滴ができるようにすることも時間帯によりましては工夫いたしておりますので、
お気軽にご相談ください。
(以下、南雲先生のサイトを参考に要約しております)
歴史を紐解くと、2009年ころからP&Gという会社からダウニーという香料の入っている製品が販売されました。
その後から化学物質過敏症の患者様が増えているとのこと。
また、シャンプーやリンスに入っている香料は髪の毛のみでなく皮膚から吸収されます。
シャンプーには陰イオン界面活性剤、リンスには陽イオンの界面活性剤(QUAT:クオット)が入っています。
QUAT動物被害:飼育かごをQUATで消毒すると、オスの精子が減少し、メスの排卵が少なくなり、
先天異常がおこった(二分脊椎や無脳症)
次の世代にも影響した。
洗濯物のにおいは脂肪酸が原因となっているとのことです。におい対策に合成香料を使わず、重曹で対応いただけると非常に助かりますよ
ね、重曹を使うと脂肪酸とナトリウムが引っ付いて石鹸成分になるようですよ。
例えばファ〇リーズという製品、柔軟剤、カーエアコンの芳香剤など、メーカーは1nmマイクロカプセルにQUATを入れていますが、
それが肺から入って脳にも影響し下垂体も刺激します。副腎にも影響する可能性あり、肝障害、免疫異常、先天異常も報告されている。
米国疾病対策センター(CDC)は2009年施設内の1万5000人に香料つき製品仕様を禁止したとか。
日本は規制されようとする方が少ないのか?悩ましいですね。
トリモニウム、マジックビーズのエステル型ジアルキルアンモニウム塩の記載がその成分とのことです。
皆様、重曹や無添加せっけんをできるだけ使うことが、元気な未来につながるのではないでしょうか?
身の回りの物を見直してみませんか?
最終更新日:2024.12.11